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金本のファイテンと私のファイテンマネー

今日の下着はファイテンボクサーパンツにファイテンTシャツだ。腰にはファイテン腰痛緩和ベルトを締めている。ラク輪は付け忘れたが、たいていつけるようにしている。いや、わけあってファイテン製品のお世話になっている。きっかけは、昨年金もっさんがタイガースに入団してランディ・ジョンソンのようにファイテンの顔になったからだ。

機会があれば試したいと思っていたら、今年の初夏にあるところで、専門店を見つけて、それらを購入した。調べてみると家の近くの大和高田にも専門店があることが判明した。そこで金本タイガースバージョンのラク輪を注文、その前にファイテンテーピングや足首に巻くバントも購入した。

昨年4月に持病のひとつの腰痛が悪化してクルマの運転も不可能な苦痛が続き、医大に通うのも苦痛だった。接骨院でも治療台に乗りおりするのが苦痛で、神経クリニックで脊椎注射の治療も試した。

結局、激痛が治るのに数週間を要し、クルマの運転が怖い日々を過ごした。
そこへ昨年、金もっさんがタイガース入団してきて優勝争いの中心的役割を果たした。ラク輪をつけた主婦が洗濯竿を重量上げしているコマーシャルや力持ちのおっさんのコマーシャルが目に焼き付けられていた。

しかし、すぐに買おうと思ったわけではない。何とか日常生活に苦痛もなくなり、いつも腰が重いけれど、支障が最低限になったことで、ファイテンを気にも留めていなかったのだが、ファイテンボクサーパンツにはまった。

腰の周りの血液の循環がよくなるのが、実感してからは、家の近くにショップがあることがわかり、マッサージ用のローションまで試している。

夏場の腕時計はもちろんチタン時計。
いま、秋から初冬にかけて、ボクサーパンツがもっとも快適な季節になってきた。しかし、私にとっては、ちょっと高いのが難点だ。安くなったら、もっと買うんやけどね。
誰に言ってるんやろ。ファイテンショップのいいところは、腰や肩のテーピングを無料で気軽にやってくれることだ。

あるとき、そのショップのバイト店員がひーやんのファンというので、その治療で快適になったうれしさで、「ひーやんのナンバージャージをやる」と言ってしまった。優勝記念に、一着サイン入り家に置いといたのをあげてしまった。ファイテンをつけると気前もよくなるのだ。誰に言うてんねんやろね。


その金本知憲がアントニオ・ホドリコ・ノゲイラと対談したといったら、狗HKの解説者の元KBの監督もびっくりする映像が自分の過去のハードデスクをコピーしていたら突然出てきた。懐かしい。オレはある決意があり、そのとき偶然ファイテンの新品の下着を持っていたので、その下着にノゲイラ本人と金本知憲さんと、そのとき格闘技自主テレ練習メニューに取り入れ、桜庭さんと親友の下柳さんも偶然立ち会っていたのでサインを貰った。なんというハプニングだ。ノゲイラはどんな文脈で日本の高知の安芸キャンプの土砂降りの日に来ていたのかは定かではない。
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しかし、その来場は阪神タイガース二軍の格闘技ファンをもパニックに陥れた。当時の格闘技界にあってアントニオ・ホドリコ・ノゲイラは寝技の神様的評価をされていた逸材だ。後にアルティメットにも参戦しているが、その寝技技術は多くの日本選手にも伝授されたと聞く。そのノゲイラが四国の高知の安芸キャンプに現れた。これは天気不調で話題貧困な日の格好の翌日のキャンプ休日前のハプニングだった。

なぜかそのマネジメントしたのはT系列のディレクターで元阪神タイガースの投手F氏だった。F氏は独占ハプニング企画として、ノゲイラ氏と金本知憲選手の対談を練習終了後に持ちかけたらしい。オレは格闘技ファンだったからノゲイラについていき、タクシーのあとをクルマで追った。ノゲイラ一行が向かったのは阪神タイガースの常宿の土佐ロイヤルホテルだった。オレはとにかく夢中になり、広報にお願いしてその現場を見学させていただけるようにお願いした。幸い二軍の練習中心に取材していたので、その許可があり、オレは写メを用意して取材現場のバンケットの一室に忍び込むことに成功した。
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しかし、写メしたことなどもうかなたのことなので忘れていた。それがあったのだ。驚いた。最初はノゲイラ氏もなにごとかと通訳さんの訳が伝わるまで緊張の面持ちだったのだが、突然のように話が弾みだし、なんとノゲイラ氏も金本知憲さんも大笑い。そこへなにごとかと思い下柳剛さんも加わるハプニング。最後は記念撮影まであった。オレはその現場も写メしていたのだ。まったく忘れていた。そして、退団後にファイテンの新品のパンツにノゲイラ氏、金本さん、下柳さんのサインも貰って、大事に額装に入れ自室に飾っていたのだが、知人に借金したかたにその格闘技ファンなら垂涎の的のファイテン新品のサイン入パンツを渡してしまった。そのことには悔いはないが、あのハプニングの写メが残っていたことに驚いた次第!! 

知人は格闘技音痴だが、あのサイン入パンツはヤフオクでオレの借金以上の金額になることは確実だから大切に保管ください。
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追記 どこの新聞社が書いたかわからないが、メモがでてきたので引用します。
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(28)と高知・芸西村の選手宿舎で対談した。互いのジャンルでの王座奪還を誓い合った2人は、意気投合。鉄人への弟子入り志願したノゲイラに対し、金本は日本シリーズ招待を約束した。この模様は27日深夜、スカパーで放送される。 --------------------------------------------------------------------------------  心が通い合った。競技が違っても、言葉が通わなくても関係ない。互いのオーラを敏感に感じ合い共鳴する。750試合連続フルイニング出場の日本記録を持つ鉄人と、PRIDE元ヘビー級の王者の間に濃厚な空気が漂っていた。  人生を変える出会いだった。野球が盛んではないブラジルでも、金本の名前はノゲイラに届いていた。「人生の見本に出会えたと感じているよ。35歳で格闘技をやめようと思っていたけど、今日で40歳まで続けようと思う」。昨季、36歳にして自己最高のシーズン34本塁打を記録するなど、衰えを知らない鉄人の肉体を目の当たりにし、ノゲイラの心は揺れた。  「どうしたらその年までコンディションを保持できるのか」と完全に弟子となったノゲイラに、師匠・金本は「とにかく鍛えろ、頑張ろう」とエール。「できるだけ長い間、現役を続けることを約束する。鍛えるよ」と決意を新たにするノゲイラの視線は、尊敬する師匠に向けられたもののようだった。  金本、阪神にとっては2年ぶりのリーグ優勝。ノゲイラにとってはPRIDEヘビー級王座奪回、ボクシングのブラジル代表としての五輪出場金メダル奪取という大きな目標がある。共通のテーマは“王座奪還”。ここでアニキから〝弟分〟に日本シリーズ招待という約束がなされた。「必ず優勝するから応援に来てください」。2人の固い握手が決意のほどを物語っていた。  「試合では金本選手のバットを持って入場しようかな」。すっかり最強の〝虎ファイター〟と化したノゲイラ。球界に君臨する金本の魅力が“世界共通”であることが証明された瞬間だった。 --------------------------------------------------------------------------------